
「YouTubeを見た方から仕事の依頼がありました」
私たちユチュブるのクライアントである、恵比寿の税理士事務所の先生からそんな報告をいただいたのは、動画を公開してから数ヶ月後のことでした。
依頼のきっかけの一つとなった動画は「外れ馬券は経費になるのか」という動画です。
この動画の特徴は、ギャンブルの税務という、専門的な知識を有している税理士さんが少ない分野(ニッチ)に特化した内容であることでした。
実際に、相談者の方は遠方にもかかわらずYouTube動画を見て連絡をしてきた方でした。
地元や隣県で税理士を探していたそうですが、経験豊富な税理士さんはいらっしゃらず、動画を見て「この人なら」と感じたそうです。
つまり、他に選択肢がない状態での依頼だったのです。
これこそが、動画マーケティングの真の力です。
今回は、ユチュブるが手がけた税理士事務所の成功事例を深掘りし、急成長するベンチャー企業がどのように動画を活用して高単価案件を獲得できるのか、その具体的な方法をお伝えします。
ユチュブるが支援したYouTubeチャンネルの成功事例
ユチュブるは、クライアントのYouTubeチャンネル立ち上げから、撮影、企画、編集、運用まで、総合的にサポートさせていただきました。
その結果、わずか2ヶ月で10万回再生を達成し、高単価案件の獲得に成功しました。
では、なぜこのチャンネルがこれほどの成果を上げられたのか。
詳しく見ていきましょう。
今回ご紹介する税理士事務所の動画の特徴は
- 長尺であること
- 判例を詳しく解説する深さ
- 専門用語をわかりやすく解説している
- 国家機関を相手にしても依頼者のために闘ってくれる信頼感
という点が挙げられます。
実際に相談者の証言を見ると

「他の税理士さんにも相談したんですけど、なかなかこういった経験がある税理士さんっていうのはいらっしゃらなくて。その中でも具体的な対策を教えてくれていた中村先生にお願いしようと思いました」
という発言がありました。
つまり、動画の中ではキャラ作りと情報の深さがとても大切だということです。
成功した理由
私たちが動画で重視したのは、単なる知識の羅列ではなく、視聴者が即座に行動できるように情報提供をすることでした。
具体的には
- 最高裁判例の詳細な分析
- 「網羅的な購入」「偶然性の減殺」などの具体的なキーワード
- 一時所得と雑所得の違いの明確な説明
など専門用語を使いながら、それをわかりやすく解説していることです。
これは、税理士だけでなく、あらゆる業種のベンチャー企業に応用できる戦略です。
実際、私たちのクライアントの中には、この戦略で売上4倍を達成した弁護士、採用コスト40%削減を実現した企業など、多数の成功事例があります。
もちろん、ニッチだけやっていればいいわけではありません。
ここで重要なのは、このチャンネルは外れ馬券の動画だけで成功したわけではないということです。
実は、このチャンネルでもっとも再生回数が多い動画は、消費税に関する動画で25万回以上再生されています。
なぜ、ニッチな専門分野だけでなく、幅広い層に向けた動画も必要なのでしょうか?
チャンネル全体の認知度を上げる
「消費税」の動画のように、多くの人が関心を持つテーマは再生回数が伸びやすいです。
その結果、チャンネル登録者が増え、チャンネル全体の露出が増えます。
専門性の幅を示せる
「ギャンブルの税務しかできない人」ではなく、「税務全般に詳しい上に、ギャンブルの税務という専門分野も持っている人」という印象を与えられます。
YouTubeのアルゴリズム的に有利
再生回数が多い動画があると、YouTubeのアルゴリズムがチャンネルを評価します。
その結果、ニッチな動画も検索結果やおすすめに表示されやすくなります。
つまり、YouTubで成功するには2種類の動画が必要です。
①専門性を示す動画(外れ馬券など)
→ 高単価案件を獲得するために必要
②多くの人が見る動画(消費税など)
→ チャンネルを成長させるために必要
この両方があって初めて、YouTube戦略は成功するのです。
また、タイミングもとても大事です。
消費税増税のタイミングで税金について話す、相続問題のニュースのタイミングで相続について話すなど、世の中の興味関心が高い題材を扱うことは再生を取る上で必須です。
同じ動画でも朝に投稿した場合と夜に投稿した場合で再生数が変わるほど、投稿の最適化は売上を左右します。

ビジネス動画で競合に勝てるコンテンツを作るには
いかがでしたでしょうか。
ユチュブるが、ビジネス動画で、クライアントを勝たせるために実践しているノウハウのほんの一部をご紹介しました。
この他にも、再生数を更に伸ばすための動画タイトルについてや、サムネイルの設計、ニッチなテーマをバズらせるための王道テーマからの導線設計など、この記事だけではお伝えしきれない「競合に勝つための戦略」が数多く存在します。
こんな経験はありませんか?
「専門的な解説動画を作ろうとしたが、撮影がグダグダになってしまった」
「外部ライターに台本を依頼したが、思ったような内容にならなかった」
「他社に動画制作を依頼したが、再生回数が伸びず問い合わせも来ない」
あるいは、
「自分で動画を作って数字は改善したが、さらに再生回数を伸ばしたい」
「問い合わせをもっと増やすにはどうすればいいか分からない」
このような悩みをお持ちの方は、ぜひユチュブるにご相談ください。

