採用動画の制作費用と効果|新卒採用に強い動画とは?

採用動画を制作したいものの、「費用はいくらかかるのか」「本当に新卒採用に効果があるのか」と迷っていないでしょうか。
採用動画の制作費用は、シンプルな社員インタビューなら10万円台から30万円程度、会社紹介・職種紹介を含む一般的な採用動画なら30万円から80万円程度、複数拠点での撮影や採用ブランディングまで設計する場合は100万円を超えることもあります。
ただし、採用動画は高額なほど効果が出るわけではありません。 新卒採用で重要なのは、映像を豪華にすることよりも、学生が入社前に知りたい情報を、選考段階に合わせて届けることです。
この記事では、採用動画の制作費用相場、期待できる効果、新卒採用に強い動画の種類、制作会社の選び方、費用対効果の測り方まで解説します。
30秒で分かる結論
新卒採用で最もおすすめなのは、「職種紹介・仕事密着動画」を中心に、社員インタビューと短尺動画を組み合わせる設計です。
- 予算10万〜30万円:社員インタビュー、代表メッセージ、説明会用動画
- 予算30万〜80万円:会社紹介、職種紹介、1日密着、座談会
- 予算80万〜150万円:複数職種・複数拠点を含む採用ブランディング動画
- 予算150万円以上:採用サイト、SNS、広告、複数動画を含む採用プロジェクト
新卒採用で失敗しにくい予算帯は30万〜80万円前後です。ただし、1本にすべてを詰め込むより、目的の異なる動画を複数に分けた方が活用しやすくなります。
大卒求人倍率
企業の採用充足率
採用動画を見る学生
採用動画の長さ
リクルートワークス研究所によると、2026年卒の大卒求人倍率は1.66倍でした。また、マイナビの企業調査では、2026年卒の採用充足率は69.7%となり、現在の採用スケジュールになった2017年卒以降で最低水準とされています。
企業が学生を選ぶだけではなく、学生から比較され、選ばれることを前提に情報を届ける必要がある状況です。
採用動画の制作費用相場は10万円台から300万円以上
採用動画の費用は、撮影人数、撮影場所、動画本数、企画内容、編集の複雑さによって大きく変わります。
相場だけで判断するのではなく、「何人採用したいのか」「採用活動のどこで使うのか」を決めてから予算を考えることが重要です。
| 制作費用の目安 | 主な動画 | 制作内容 | 向いている企業 |
|---|---|---|---|
| 10万〜30万円 | 社員インタビュー 代表メッセージ 説明会動画 | 撮影1日以内 1拠点 出演者1〜3名 簡易的なテロップ | まず1本試したい企業 素材や企画を自社で用意できる企業 |
| 30万〜80万円 | 会社紹介 職種紹介 1日密着 社員座談会 | 企画・構成 撮影1〜2日 複数出演者 インタビュー設計 図解・テロップ | 新卒採用を本格的に強化したい企業 説明会や採用サイトでも使いたい企業 |
| 80万〜150万円 | 採用コンセプト動画 複数職種の紹介 ドキュメンタリー | 複数拠点撮影 複数動画への展開 高度な演出 ナレーション アニメーション | 採用ブランディングを見直したい企業 複数職種を採用する企業 |
| 150万〜300万円以上 | 採用動画シリーズ 採用広告 採用サイト連動企画 | 戦略設計 年間コンテンツ 縦型動画 広告用動画 写真撮影 効果測定 | 採用活動全体を再設計したい企業 毎年一定数を採用する企業 |
上記は株式会社ユチュブるが、採用動画の企画内容や一般的な制作工程をもとに整理した目安です。出演者、ロケ地、撮影日数、交通費、CG、キャスティングなどによって金額は変動します。
注意:安い動画と費用対効果が高い動画は同じではありません
撮影と編集だけを依頼すれば、制作費用を抑えられます。しかし、学生に何を伝えるかが決まっていなければ、きれいな映像が完成しても採用にはつながりません。
反対に、撮影規模が小さくても、学生の不安や比較ポイントを正確に捉えた動画であれば、説明会、面接前、内定後のフォローまで長く活用できます。
採用動画の制作費用が変わる5つの要素
1.企画・構成をどこまで制作会社に任せるか
採用動画では、撮影前の企画が成果を左右します。
ターゲット学生の設定、競合企業との違い、伝える順番、社員への質問内容まで制作会社に依頼すると費用は上がりますが、採用課題から逆算した動画を作りやすくなります。
自社で台本や出演者を用意し、撮影と編集だけを外注すれば費用を抑えられます。ただし、社内で採用広報や動画制作の経験がない場合は、企画段階から相談した方が失敗しにくいでしょう。
2.撮影日数と撮影場所
本社だけで撮影するのか、工場、店舗、営業所、施工現場まで撮影するのかによって費用が変わります。
地方拠点での撮影がある場合は、交通費、宿泊費、機材運搬費も必要です。撮影場所が多い企業は、事前に撮影内容を整理し、できる限り同じ日にまとめると費用を抑えられます。
3.出演人数とインタビュー本数
出演者が増えるほど、撮影時間だけでなく、質問設計、日程調整、編集時間も増えます。
新卒採用では、若手社員だけでなく、上司、採用担当者、経営者など、立場の違う人を登場させると会社の理解が深まります。ただし、1本に出演者を詰め込みすぎると、誰の話も印象に残らなくなります。
4.編集・演出の複雑さ
テロップ、図解、アニメーション、ナレーション、BGM、カラー調整などの作業量によって編集費が変わります。
専門的な仕事や、目に見えにくいサービスを扱う企業では、図解やアニメーションが効果的です。一方、職場の雰囲気を伝えたい場合は、過度な演出よりも社員同士の自然な会話を残した方が伝わることがあります。
5.1本だけ作るか、複数媒体へ展開するか
完成した動画を採用サイトに掲載するだけでなく、YouTube、Instagram、TikTok、会社説明会、求人媒体、広告などへ展開する場合は、媒体に合わせた編集が必要です。
横長動画から、60秒、30秒、15秒の縦型動画を同時に制作すると追加費用は発生します。しかし、撮影を別々に行うより、最初から複数媒体への展開を想定した方が総額を抑えやすくなります。
採用動画で期待できる6つの効果
1.文章では伝わりにくい職場の雰囲気を伝えられる
求人票や採用サイトには、給与、休日、福利厚生、業務内容を掲載できます。しかし、社員の話し方、職場の空気感、仕事のスピード、上司との距離感までは伝えにくいものです。
動画では、言葉だけでなく、表情、声、動き、職場環境を同時に見せられます。学生が「自分がこの職場で働く姿」を想像しやすくなることが大きな利点です。
2.企業や仕事への理解が深まる
BtoB企業、製造業、建設業、士業、技術職などは、学生が実際の仕事をイメージしにくい傾向があります。
社員の1日に密着し、誰と話し、どのような道具を使い、何を考えて仕事をしているのかを見せることで、求人票だけでは伝わらなかった仕事の魅力を具体化できます。
3.会社説明会の内容を標準化できる
会社説明会を担当する社員によって、説明内容や魅力の伝わり方に差が出ることがあります。
会社紹介、事業説明、社員インタビューなどを動画にしておけば、どの説明会でも一定品質の情報を届けられます。オンライン説明会、合同説明会、大学訪問でも繰り返し利用でき、人事担当者の負担軽減にもつながります。
4.エントリーや選考参加の判断材料になる
マイナビの2027年卒学生調査では、各種採用動画を見る学生は、セミナー参加前では21.4%でしたが、ES提出前では49.8%、面接前では49.6%となっています。
採用動画は認知拡大だけではなく、学生が応募するか、選考を受けるかを判断する段階でも見られています。
5.内定承諾前の不安を減らせる
複数社から内定を得る学生が増えるなか、内定を出しただけでは入社を決めてもらえません。
内定後に、教育研修、配属、若手社員の成長、入社後のキャリアを動画で伝えることで、学生本人だけでなく、保護者が会社を理解する材料にもなります。
6.入社後のミスマッチを減らせる
採用動画では、良い部分だけを見せるのではなく、仕事の難しさ、忙しい時期、求められる姿勢も伝えることが重要です。
入社前の期待と実際の職場に大きな差があると、早期離職につながる可能性があります。リアルな情報を出すことは応募数を減らす場合もありますが、自社に合う学生からの応募を増やす効果が期待できます。
新卒採用に強い動画とは?学生が見たい情報から逆算する
新卒採用に強い動画とは、有名な俳優を起用した動画でも、映画のように美しい動画でもありません。
学生が知りたい情報と、企業が採用したい人物に伝えるべき情報が一致している動画です。
マイナビの2027年卒学生調査では、WEB動画で見たい内容として、以下の項目が上位に挙げられています。
| 学生が見たい動画内容 | 回答割合 | 企業側が見せるべき内容 |
|---|---|---|
| 職種紹介 | 43.3% | 具体的な業務、1日の流れ、必要な能力、仕事の難しさ |
| 職場の様子や仕事の流れ | 43.1% | 働く場所、社員同士の関係、現場での動き |
| 教育研修・キャリアプラン | 42.5% | 入社後の研修、成長過程、配属、将来の選択肢 |
| 部署・事業部紹介 | 42.2% | 部署ごとの役割、連携する相手、配属後の働き方 |
| 採用方針・求める人物像 | 40.4% | 選考基準、活躍する人物、会社が大切にする価値観 |
一方、学生が実際に見たことのある動画では、会社概要が94.3%、職種紹介が85.7%、部署紹介が83.8%でした。
多くの企業が会社概要を発信していますが、学生が改めて見たいと考えているのは、入社後の仕事や成長を具体的に判断できる情報です。
新卒採用で優先したい動画1:職種紹介・1日密着動画
新卒採用で最初に作るなら、職種紹介または社員の1日密着動画がおすすめです。
出社から退勤までをすべて撮影する必要はありません。仕事の重要な場面、社内外で関わる人、考え方、苦労、達成感をまとめれば、短時間でも仕事の解像度を高められます。
動画に入れたい内容
- 入社年次と現在の仕事内容
- 1日の仕事の流れ
- 仕事で難しいと感じること
- どのような人が活躍しやすいか
- 入社前後で感じたギャップ
- 仕事を通じて成長したこと
新卒採用で優先したい動画2:若手社員インタビュー
学生に年齢が近い若手社員は、入社後の姿を想像するための重要な存在です。
「会社の良いところは何ですか」と聞くだけでは、似たような回答になりがちです。入社理由、迷った企業、入社後に失敗したこと、上司に助けられた経験など、具体的なエピソードを引き出す必要があります。
新卒採用で優先したい動画3:教育研修・キャリア動画
新卒学生は、現在の仕事だけでなく、入社後に成長できるかを見ています。
研修制度の名称を並べるだけではなく、入社1か月、半年、1年、3年でどのような仕事を任されるのかを見せると、キャリアをイメージしやすくなります。
新卒採用で優先したい動画4:社員座談会
座談会動画では、社員同士の関係や会社の雰囲気を自然に伝えられます。
ただし、台本を細かく決めすぎると、企業PRのような不自然な会話になります。テーマだけを決め、発言の言い直しを減らすことで、社員の人柄が伝わりやすくなります。
新卒採用で優先したい動画5:60秒以内の縦型動画
短い縦型動画は、企業を知らない学生との最初の接点に向いています。
ただし、短尺動画だけで入社判断に必要な情報をすべて伝えることは困難です。縦型動画から、YouTubeの職種紹介動画や採用サイトへ誘導する導線を作りましょう。
おすすめの基本構成
- 15〜60秒:SNS・広告用の短尺動画
- 3〜5分:社員インタビュー・職種紹介
- 5〜10分:1日密着・座談会・プロジェクト紹介
2027年卒学生が適切だと回答した長さは、5分程度が29.5%、3分程度が27.7%、10分程度が24.7%でした。「若者向けだから1分以内」と決めつけず、内容に必要な長さを確保することが重要です。
30秒診断|自社に必要な採用動画はどれ?
| 自社の採用課題 | 判定 | 優先したい動画 |
|---|---|---|
| 仕事の内容を学生に理解してもらいにくい | ○ | 職種紹介・1日密着動画 |
| 説明会には来るが、選考への参加率が低い | ○ | 若手社員インタビュー・選考前FAQ動画 |
| 内定を出しても承諾されない | ○ | キャリア・研修・社員座談会動画 |
| 応募は集まるが、求める人物と合わない | ○ | 代表メッセージ・求める人物像・仕事の厳しさを伝える動画 |
| 採用課題やターゲットがまだ決まっていない | △ | 撮影前に採用戦略とターゲットの整理が必要 |
| 動画を掲載する採用サイトや説明会がない | △ | 動画と同時に配信先・導線を設計する |
| とにかく格好いい会社に見せたい | × | 目的を「応募」「理解」「承諾」などに置き換える |
| 動画を1本作れば応募が自動的に増えると考えている | × | 広告・SNS・採用サイト・説明会との連携が必要 |
株式会社ユチュブるの採用動画・SNS支援事例
約150年続く製菓企業の新卒採用支援
株式会社ユチュブるでは、長い歴史を持つ製菓企業の新卒採用において、採用動画・SNSを活用した情報発信を支援しました。
知名度のある企業であっても、学生が知っているのは商品名や店舗名が中心で、社内にどのような仕事があり、どのような社員が働いているかまでは十分に知られていませんでした。
そこで、企業の歴史だけを紹介するのではなく、社員の仕事、職場の雰囲気、働く人の考え方が伝わるコンテンツを継続的に制作しました。
その結果、支援期間中に内定承諾率が約10ポイント改善。採用した新卒社員について、早期離職が出ていないとの報告も受けています。
これは、動画単体だけの成果と断定できるものではありません。採用担当者による説明会、選考、内定者フォローなどを含めた取り組みの結果です。
ただし、動画によって学生が会社や社員を事前に理解できる状態を作ることは、選考参加や内定承諾を後押しする重要な要素になります。
採用動画にいくらかけるべきか、30分で整理します
採用人数、職種、現在の応募数、内定承諾率を確認し、優先して制作すべき動画をご提案します。
再生数ではなく、問い合わせ・売上・採用応募から逆算した運用をご提案します。
初回30分 無料相談 🎁 限定動画を無料で見る採用動画制作の進め方|成果を出す6つのPhase
採用課題と目的を決める
最初に「動画を作ること」ではなく、解決したい採用課題を決めます。
- 会社を知られていない
- 説明会への参加が少ない
- エントリーにつながらない
- 選考辞退が多い
- 内定承諾率が低い
- 入社後のミスマッチが多い
課題によって必要な動画は異なります。認知不足なら短尺動画、仕事理解なら職種紹介、内定辞退なら社員・キャリア動画を優先します。
採用したい人物像を具体化する
「明るい人」「コミュニケーション能力の高い人」だけでは、動画のメッセージを決められません。
どのような経験を持ち、仕事選びで何を重視し、入社前にどのような不安を感じる学生なのかまで具体化します。
学生・若手社員へのヒアリングを行う
経営者や人事が伝えたい魅力と、学生が知りたい情報は必ずしも一致しません。
可能であれば、内定者や入社1〜3年目の社員に、入社前に知りたかったこと、選考中に不安だったこと、入社を決めた理由を聞きます。
動画の構成と質問を設計する
社員インタビューは、当日に自由に話してもらうだけでは十分な素材を得られないことがあります。
事前に質問を設計しつつ、回答を丸暗記させないことが重要です。会社の主張だけではなく、社員本人の経験や言葉を残します。
撮影し、長尺・短尺へ編集する
撮影時には、インタビューだけでなく、社員が働く様子、会議、休憩、職場の外観、道具、商品などの補助映像も撮影します。
同じ素材から、採用サイト用の本編、説明会用の短縮版、SNS用の縦型動画を制作すると活用範囲が広がります。
公開後の数値を確認して改善する
動画は公開して終わりではありません。
どの動画から採用サイトへ移動したか、どの選考段階で視聴されたか、視聴者と非視聴者で説明会参加率や内定承諾率に差があるかを確認します。
採用動画の費用対効果を測る方法
採用動画の効果を再生回数だけで判断してはいけません。
採用の目的は動画を見てもらうことではなく、自社に合う人材に応募・入社してもらうことだからです。
| 採用段階 | 確認する指標 | 動画の役割 |
|---|---|---|
| 認知 | 表示回数 視聴回数 視聴単価 | 会社や職種を知ってもらう |
| 興味・理解 | 平均視聴時間 視聴維持率 採用サイトへのクリック | 仕事内容や社員への理解を深める |
| 応募 | 説明会予約数 エントリー数 応募単価 | 次の行動を後押しする |
| 選考 | 説明会参加率 選考参加率 選考辞退率 | 選考前の不安や疑問を減らす |
| 内定 | 内定承諾率 内定辞退率 | 会社・社員・キャリアへの納得感を高める |
| 入社後 | 早期離職率 配属後のギャップ | 入社前後のミスマッチを減らす |
採用動画制作前に基準値を残しておく
動画制作後に効果を測るためには、制作前の数値が必要です。
- 説明会予約数と参加率
- エントリー数
- 選考辞退率
- 内定承諾率
- 採用1人当たりの費用
- 入社1年以内の離職率
動画公開前後で数値を比較すると、採用動画がどの段階に影響したかを判断しやすくなります。
動画視聴者だけに質問する
エントリーフォームや内定者アンケートに、以下の質問を追加する方法もあります。
- 応募前に採用動画を見ましたか
- どの動画を見ましたか
- 動画を見て印象が変わりましたか
- 応募や入社の決定に影響しましたか
- さらに知りたかった情報はありますか
再生回数と応募数だけでは分からない、学生の意思決定への影響を確認できます。
採用動画の制作費用を抑える5つの方法
1.目的とターゲットを社内で整理する
撮影直前まで目的が変わると、構成の作り直しや追加撮影が発生します。採用したい職種、人数、人物像、使用場所を先に決めましょう。
2.複数の動画を同じ日に撮影する
午前に社員インタビュー、午後に仕事風景と座談会を撮影するなど、撮影日をまとめると機材費や人件費を抑えられます。
3.社員を出演者にする
新卒採用では、俳優よりも実際の社員が出演した方がリアリティーを伝えられることがあります。キャスティング費用も必要ありません。
4.長尺動画から短尺動画を切り出す
最初から縦型動画への切り出しを想定して撮影すれば、SNS用動画を効率的に増やせます。
5.毎年使える部分と更新部分を分ける
企業理念、事業内容、仕事紹介は数年間利用し、募集人数、採用日程、社員情報など変更されやすい部分だけを更新できる構成にします。
採用動画制作会社を選ぶ5つのポイント
採用課題から企画を提案できるか
映像の見た目だけでなく、応募、選考、内定承諾、定着のどこを改善する動画なのかを説明できる会社を選びましょう。
インタビューを引き出す力があるか
採用動画では、社員から自然で具体的な言葉を引き出す力が重要です。過去の動画で、社員の回答が台本を読んでいるように見えないかを確認します。
新卒採用や採用広報の実績があるか
企業紹介動画を作った実績だけではなく、採用活動でどのように活用し、どの指標が変化したかを確認しましょう。
動画公開後の活用方法まで提案できるか
採用サイトへ掲載するだけでなく、YouTube、SNS、求人媒体、説明会、広告への展開を提案できる会社が適しています。
見積書の範囲が明確か
企画、台本、撮影、編集、修正回数、交通費、BGM、ナレーション、縦型動画への展開が含まれているかを確認します。
採用動画だけで採用課題のすべてが解決するわけではありません
給与や休日、選考スピード、面接官の対応、内定後のフォローに問題がある場合、動画だけで内定承諾率を大きく改善することは困難です。
採用動画は、企業の実態を魅力的に見せるための道具ではなく、企業の実態を学生に分かりやすく伝えるための道具です。
動画制作と同時に、求人条件、選考体験、採用サイト、説明会の内容も確認しましょう。
採用動画の制作費用と効果に関するよくある質問
Q.採用動画は最低いくらから制作できますか?
撮影場所が1か所で、出演者が少ない社員インタビューなどであれば、10万円台から制作できる場合があります。株式会社ユチュブるでは、継続的な動画制作を月5万円から相談できます。実際の金額は、本数、企画、撮影内容によって異なります。
Q.新卒採用動画は何分が適切ですか?
社員インタビューは3〜5分、職種紹介や1日密着は5〜10分程度が目安です。SNSや広告では15〜60秒程度の短尺動画を使い、本編へ誘導します。
Q.採用動画は1本だけでも効果がありますか?
1本でも活用できます。ただし、認知、仕事理解、内定承諾では学生が必要とする情報が異なります。予算が限られる場合は、職種紹介または若手社員インタビューから始めるのがおすすめです。
Q.社員が話すのが苦手でも撮影できますか?
可能です。回答を丸暗記するのではなく、撮影担当者が質問し、自然な会話の中から使える部分を編集します。短い回答を複数収録する方法もあります。
Q.採用動画は毎年作り直す必要がありますか?
すべてを作り直す必要はありません。会社・事業・職種紹介は数年間利用し、退職者が出演している部分や制度、募集情報だけを更新できる設計がおすすめです。
Q.採用動画はYouTubeと採用サイトのどちらに掲載すべきですか?
基本的には両方に掲載します。YouTubeは検索や関連動画から発見される可能性があり、採用サイトでは企業を比較している学生の理解を深められます。動画の目的に応じてSNSや求人媒体にも展開します。
Q.採用動画の効果はどのくらいで分かりますか?
視聴回数やクリック率は公開直後から確認できます。一方、説明会参加率、選考辞退率、内定承諾率は、採用活動が一定期間進んでから比較します。新卒採用では年度単位で検証することも重要です。
まとめ|新卒採用動画は制作費ではなく「学生の意思決定」から考える
採用動画の制作費用は、シンプルな社員インタビューなら10万円台から、一般的な会社紹介・職種紹介なら30万〜80万円程度、複数動画を含む採用ブランディングでは100万円以上が目安です。
しかし、採用動画の成果を決めるのは、映像の豪華さだけではありません。
新卒採用では、学生が知りたい以下の情報を具体的に見せることが重要です。
- 実際にどのような仕事をするのか
- どのような社員と働くのか
- 入社後にどのように成長できるのか
- 会社がどのような人物を求めているのか
- 仕事の魅力だけでなく、難しさは何か
まずは自社の採用課題を整理し、学生が応募や入社を決めるために不足している情報から動画にしましょう。
御社の新卒採用に必要な動画を診断します
「30万円で何ができるのか」「会社紹介と社員インタビューのどちらを優先すべきか」など、現在の採用課題と予算をもとに整理します。
再生数ではなく、問い合わせ・売上・採用応募から逆算した運用をご提案します。
初回30分 無料相談 🎁 限定動画を無料で見る著者・監修
株式会社ユチュブる 代表取締役 春名雄太
株式会社ユチュブるは、YouTube運用、動画制作、SNS運用、採用動画、Web・LP制作を支援しています。動画を作ることを目的にせず、問い合わせ、売上、採用応募、内定承諾など、企業の成果から逆算して企画・制作します。
公開日:2026年7月31日
最終更新日:2026年7月31日
参考情報
- リクルートワークス研究所「大卒求人倍率調査(2026年卒)」
- マイナビ「2026年卒 企業新卒内定状況調査」
- マイナビ「2027年卒 大学生キャリア意向調査6月」
- 厚生労働省「公正な採用選考をめざして」
※制作費用は、株式会社ユチュブるが採用動画の一般的な制作工程をもとに整理した独自の目安です。撮影日数、撮影場所、出演人数、編集内容、交通費、キャスティングなどによって変動します。