Google検索にYouTube動画を表示させるYEO戦略とは?

Google検索にYouTube動画を表示させるYEO戦略とは?
YEO実践編|Google検索 × YouTube

Googleで何かを検索したとき、検索結果の上部や途中にYouTube動画が表示されているのを見たことはないでしょうか。

もし、自社の商品やサービスに関係する検索キーワードで、自社のYouTube動画がGoogle検索に表示されたらどうなるでしょう。

見込み客がGoogleで悩みを検索する。そこで自社の動画を見つける。動画を見て専門性や人柄を知り、会社名を検索する。ホームページや事例を確認し、問い合わせる。

この「検索→動画→信頼→問い合わせ」の流れを戦略的に設計することが、企業YouTubeでは非常に重要です。

株式会社ユチュブるでは、YouTubeを検索やおすすめから継続的に発見される情報資産へ育て、動画を通じて理解と信頼を深め、問い合わせ・購入・採用応募につなげる考え方をYEO(YouTube Engine Optimization)と呼んでいます。

最初に大切な注意点

「この設定をすれば、必ずGoogle検索の上位にYouTube動画が表示される」という方法はありません。

Googleも、技術要件や構造化データを満たしたからといって、特定の検索結果への表示を保証しているわけではありません。

この記事で解説するYEOは検索順位を操作する裏技ではなく、Google・YouTube・自社サイトから発見されやすくし、さらに発見された後の事業成果まで設計する考え方です。

30秒で分かる結論

Google検索にYouTube動画が表示される可能性を高めたいなら、次の4つを別々に考えないことが重要です。

01検索意図

顧客が実際に検索する悩みをテーマにする

02YouTube

タイトル・内容・概要欄を検索テーマと一致させる

03Web

動画とブログ・事例・サービスページをつなげる

04改善

GoogleとYouTubeの両方で数字を確認する

動画1本だけをSEO対策するのではなく、「検索された質問に対して、動画・文章・会社情報まで一貫して答えを持つ状態」を作ること。

これが、株式会社ユチュブるが考えるYEO戦略の基本です。

YEOとは?YouTubeを検索資産にする考え方

YEOとは「YouTube Engine Optimization」の略で、株式会社ユチュブるが企業YouTubeを設計するうえで使用している独自の考え方です。

Googleが公式に定義している検索施策の名称ではありません。また、単純に「YouTube検索で上位を取る」という意味でもありません。

企業がYouTubeを活用する目的は、動画を再生してもらうことだけではないからです。

検索・おすすめで
発見される
動画で
理解される
人・企業への
信頼が生まれる
比較・検討
される
問い合わせ・購入・
採用応募

たとえば税理士なら、「相続税はいくらかかる?」と検索する人がいます。不動産会社なら、「マンションを売るタイミング」「不動産売却 注意点」と検索する人がいます。

採用であれば、「〇〇会社 評判」「〇〇業界 仕事内容」「新卒 会社選び」といった検索もあります。

こうした検索の瞬間は、企業にとって大きな接点です。検索している人は、すでに何らかの疑問や悩みを持っています。

その悩みに対して、営業する前に動画で答える。そうすれば、動画は単なるSNS投稿ではなく、顧客が必要になった瞬間に働き始める情報資産になります。

SEOがWebページを検索資産にする考え方なら、YEOはYouTube動画まで企業の検索資産として設計する。

ただし、YEOではSEOとYouTubeを対立させません。むしろ、動画とWebページを組み合わせます。

人は動画で人柄や専門性を理解しやすく、文章では料金・数字・比較表などを確認しやすいからです。

それぞれの強みを生かし、検索されたときに自社の情報が複数の形で存在する状態を作ることが理想です。

そもそもYouTube動画はGoogle検索に表示されるのか?

はい。YouTubeを含む動画コンテンツは、Googleのさまざまな検索面に表示される可能性があります。

Google Search Centralでは、動画について、通常の検索結果だけでなく、動画検索、Google画像、Discoverなどに表示される可能性があると説明しています。

表示場所特徴企業にとっての意味
Google通常検索Webページなどと一緒に動画が表示される場合がある通常の検索行動から動画へ接点を広げられる
動画検索動画を中心とした検索結果「動画で知りたい」ユーザーへ届く
Google画像動画バッジ付きの結果が表示される場合がある視覚的な検索接点を増やせる
Discoverユーザーの興味に応じてコンテンツが提示される検索前の潜在層へ届く可能性がある

つまり、企業がYouTubeを始める価値はYouTubeアプリ内だけではありません。

Google検索という大きな情報探索の入口から、自社の動画へ流入する可能性があります。

なぜGoogle検索にYouTube動画が表示されるのか

Googleは、検索した人にとって役立つ情報を返そうとしています。質問によっては文章が最適ですが、やり方、比較、レビュー、実演、解説などは動画との相性が良い場合があります。

Googleが公開している動画SEOの資料では、動画をGoogleが発見・クロール・インデックスできる状態にし、動画ページやメタデータ、サムネイルなどを適切に用意することが案内されています。

またYouTube検索についても、YouTube公式は、検索語とタイトル、説明、タグ、動画内容がどの程度一致しているかなど、複数の要素を見て関連性を判断すると説明しています。

さらに、特定の検索に対してその動画が役立っているかを判断するうえで、視聴時間などのエンゲージメントも利用されます。

つまり、キーワードを入れるだけでは足りない

タイトルへ検索語を詰め込んでも、検索した人が動画をクリックせず、すぐに離脱してしまえば、検索ユーザーにとって満足度の高い動画とは言いにくいでしょう。

「検索語との関連性」と「実際に見た人が満足する内容」の両方が重要です。

YEOでは「4つの検索行動」を同時に考える

① Google検索商品・サービスについて調べている人との接点です。検索内容によって、Webページだけでなく動画が表示される可能性があります。
② YouTube検索最初から「動画で詳しく知りたい」と考えている人との接点です。検索意図の強い動画を蓄積します。
③ AI検索質問型で情報を探す行動が広がっています。動画とWebの両方で、企業独自の一次情報や専門性を残すことが重要です。
④ 指名検索動画を見た後に会社名・代表者名・サービス名をGoogleで検索される行動です。企業YouTubeでは特に重要です。

YouTube動画を見て、その場ですぐ問い合わせる人ばかりではありません。一度動画を閉じて、後から会社名を検索する人もいます。

動画で存在を知る。Googleで会社名を検索する。公式サイト、導入事例、Googleビジネスプロフィール、代表者情報を確認する。そして問い合わせる。

この流れまで考えると、YouTubeだけを改善しても十分ではないことが分かります。

Google検索にYouTube動画を表示させるYEO戦略8ステップ

STEP1.先に「顧客がGoogleで検索している質問」を探す

最初に動画を作るのではなく、先に検索テーマを決めます。

企業YouTubeでありがちな失敗は、自社が話したい内容から企画を作ってしまうことです。

新商品の紹介、社長インタビュー、会社紹介。これらも必要ですが、検索流入を狙う動画では、まず「顧客が何を検索しているのか」から考えます。

業種検索されやすい悩みの例動画企画への変換例
税理士相続税 いくら/税理士 選び方相続税はいくらからかかる?基礎控除と計算方法を税理士が解説
不動産マンション 売る タイミングマンションを売るならいつ?失敗しやすい3つのタイミング
採用会社名 評判/仕事内容入社1年目の社員に仕事内容と本音を聞いてみた
士業相談 費用/依頼すべきケース自分でできる?専門家に依頼した方がいい5つのケース
BtoBサービス 比較/料金/選び方〇〇サービスの選び方|価格だけで決めてはいけない理由

検索テーマを探すときは、Google検索のサジェスト、関連検索、Google Trends、キーワードプランナー、YouTube検索、営業現場で聞かれる質問などを組み合わせます。

特に強いのは、実際のお客様から繰り返し聞かれている質問です。目の前のお客様が何度も聞いているなら、同じ疑問を検索している人がいる可能性があります。

STEP2.検索意図が一目で分かるYouTubeタイトルを作る

YouTubeのタイトルは、動画の内容を人にも検索エンジンにも伝える重要な要素です。

分かりにくい例

「絶対見てください!知らないとヤバいです」

これだけでは、何についての動画なのかが視聴者にも検索エンジンにも伝わりにくくなります。

改善例

「相続税はいくらからかかる?税理士が基礎控除と計算方法を解説」

検索テーマと動画内容が明確です。

ただし、検索キーワードを不自然に並べればいいわけではありません。検索語との関連性と、クリックしたくなる分かりやすさを両立させます。

STEP3.サムネイルは「順位対策」ではなく「選ばれる対策」と考える

Google検索やYouTube検索に表示されても、クリックされなければ動画は見られません。そこで重要になるのがサムネイルです。

  • 誰向けなのか
  • 何が分かるのか
  • 見るメリットは何か
  • どんな専門家が話すのか

企業YouTubeでは、出演者の顔が見えることにも意味があります。問い合わせ前に「誰が説明しているのか」を知ってもらえるからです。

STEP4.動画の冒頭ですぐ検索意図に答える

検索から動画へ来た人は、答えを探しています。長い自己紹介や会社説明から始める必要はありません。

企業YouTubeなら、まずは週1本を継続できる体制を作るのがおすすめです。ただし、業種や目的によって最適な投稿頻度は変わります。

その後に理由、例外、具体例を説明します。

企業動画では結論を最後まで隠すより、先に役立つ答えを出し、「もっと詳しく知りたい」と思ってもらう方が信頼につながりやすいケースがあります。

STEP5.概要欄を「動画の説明書」にする

YouTube公式は、動画ごとに独自の説明文を付け、動画を表す主要な言葉をタイトルと説明文へ自然に含めることを案内しています。

概要欄の基本構成

① この動画で分かること
② 結論・要点
③ チャプター
④ 関連動画
⑤ 関連ブログ・サービスページ
⑥ 問い合わせ導線
⑦ 会社・出演者情報

タグだけに力を入れる必要はありません。YouTube公式も、動画の発見においてタイトル・サムネイル・説明文の方が重要で、タグの役割は限定的だと案内しています。

STEP6.チャプターを設定する

00:00 Google検索にYouTube動画は表示される?
01:22 YEOとは?
03:45 Google検索に動画が出る仕組み
06:30 YouTubeタイトルの作り方
09:15 概要欄とチャプター
12:40 ブログとYouTubeを連携する方法

GoogleはYouTubeでホストされている動画について、YouTubeの説明欄に正確なタイムスタンプとラベルを設定することで、Google検索のKey Momentsに利用できる場合があると説明しています。

STEP7.YouTube動画と自社ブログを連携する

YEOで非常に重要なのが、動画をYouTubeだけに孤立させないことです。

1本の動画を公開したら、そのテーマについてブログ記事も作成できます。ただし、動画の文字起こしをそのまま記事に貼り付けるだけでは不十分です。

コンテンツ得意なこと入れる内容
YouTube人柄・信頼・理解説明、実演、具体例、考え方、表情
ブログ検索・比較・確認結論、表、数字、チェックリスト、FAQ
事例ページ証拠課題、施策、結果、顧客の声
サービスページ検討対象、支援内容、料金、流れ
問い合わせ行動相談、見積もり、予約
Google
検索
YouTube
動画
ブログ・
事例
サービス
ページ
問い合わせ・
応募

YEOの目的は「Googleに動画を出すこと」ではなく、「Googleから発見された後に問い合わせまでつなぐこと」です。

STEP8.投稿後にGoogleとYouTubeの両方を分析する

公開して終わりではありません。どんな検索から視聴されたのか。どの動画がGoogleから発見されているのか。どの動画からサイトへ移動しているのか。問い合わせにつながった動画はどれか。

ここまで確認し、次の企画へ反映します。

Google検索とYouTubeを一緒に設計したい企業様へ

株式会社ユチュブるでは、動画制作だけでなく、検索テーマ、企画、YouTube運用、ブログ・Web導線まで含めてご相談いただけます。

再生数ではなく、問い合わせ・売上・採用応募から逆算した運用をご提案します。

ブログにYouTube動画を埋め込めばGoogleの動画検索に出る?

ここは非常に誤解されやすいポイントです。

「ブログ記事にYouTubeを埋め込めば、その記事がGoogleの動画検索に必ず表示される」というわけではありません。

Googleは、動画検索機能で重要になるページとしてwatch pageという考え方を示しています。watch pageとは、そのページを訪問する主な目的が「1本の動画を見ること」であるページです。

一方、動画が文章を補足しているだけのブログ記事は、Googleの説明ではwatch pageとは異なる扱いになります。

YEOでは役割を分けて考える

YouTubeページは動画検索資産として育てる。

ブログ記事はWeb検索資産として育てる。

そして双方をつなぎ、検索接点と理解の深さを増やす。

「同じ動画を貼れば順位が2倍になる」という意味ではありません。1つの顧客の悩みに対して、動画でも文章でも役立つ答えを持つ。この状態を作ることが重要です。

VideoObjectなどの構造化データは必要?

自社サイト上に動画を掲載する場合、Googleへ動画情報を伝える方法の一つとしてVideoObject構造化データがあります。

  • 動画名
  • 説明
  • サムネイルURL
  • 公開日
  • 動画の再生URL・埋め込みURL
  • 動画時間

ただし、構造化データを入れれば検索結果へ表示されることが保証されるわけではありません。

また、WordPressでRank MathなどのSEOプラグインを利用している場合、すでに構造化データが出力されている可能性があります。

構造化データを無計画に二重化しない

テーマやSEOプラグインがすでにArticleやVideoObjectを出力している場合、カスタムHTMLから別の構造化データを追加すると管理が複雑になることがあります。

現在出力されているSchemaを確認してから設定してください。

YouTubeチャプターはGoogle検索の「Key Moments」にもつながる

企業が長尺のYouTube動画を運用するなら、チャプターは積極的に設定したい機能です。

Googleには、動画の特定の場面へ直接移動しやすくするKey Momentsという検索機能があります。

YouTube動画については、説明欄に正確なタイムスタンプとラベルを指定することで、動画内の重要なポイントをGoogleへ伝える方法も案内されています。

チャプター名も「見出し」と考える

「その1」「続き」「重要」ではなく、「YouTube SEOとは?」「Google検索に動画が出る仕組み」「タイトルの決め方」のように、内容が分かる名称を付ける方がユーザーに親切です。

Search ConsoleでYouTubeのGoogle検索流入を確認する

YEOは、公開して終わりではなく、Google検索からどの動画が見つかっているかを確認して改善することが重要です。

Googleは2026年7月、Search ConsoleでYouTubeなど外部プラットフォーム上のコンテンツについて、Google検索やDiscoverでのパフォーマンスを確認できるPlatform propertiesを発表しました。

利用可能な場合は、YouTubeについてクリック数、表示回数、検索クエリ、流入を生んでいる動画などを確認できます。

提供状況はアカウントによって異なる可能性があるため、Search Console上で利用できるか確認してください。

ツール主に見る数字分かること
Search Console検索クエリ・表示・クリックGoogleで何を検索して発見されたか
YouTube Analytics流入元・視聴時間・視聴維持率など動画を見た後の視聴行動
GA4などサイト流入・問い合わせ導線サイトへ来た後の行動
問い合わせ管理商談・売上・採用応募最終的な事業成果

YEOでは、検索順位だけではなく「発見→視聴→信頼→問い合わせ」の数字をつなげて考えます。

SEO・AEO・GEOとYEOは何が違う?

名称一般的な意味ユチュブるでの考え方
SEO検索エンジン最適化Webページを検索から発見されやすくする基盤
AEOAnswer Engine Optimization質問に明確に答え、回答候補として理解されやすくする情報設計
GEOGenerative Engine Optimization生成AI検索から理解・参照されることを意識した情報設計
YEOYouTube Engine Optimization動画を「発見→理解→信頼→問い合わせ」へつなぐユチュブる独自の企業YouTube設計

SEO、AEO、GEO、YEOを別々の小技として扱うのではなく、「必要としている人に、分かりやすい形で一次情報を届ける」という一つの情報戦略として考える方が実務的です。

企業がYEOに取り組む5つのメリット

1.広告を止めても残る情報資産を作れる

広告は非常に有効な集客手段です。ただし、基本的には広告費を止めれば配信も止まります。一方、検索される動画は公開後もYouTube上に残ります。

2.問い合わせ前に専門性を伝えられる

高単価商材では「誰から買うか」が重要です。専門家本人が説明している動画を見てもらえれば、知識や考え方を問い合わせ前に確認してもらえます。

3.営業で何度も説明している内容を動画化できる

料金、他社との違い、向いている人、依頼後の流れなど、営業現場で何度も説明している質問は、そのまま動画企画になります。

4.指名検索を増やせる可能性がある

動画を見て会社名を覚えてもらい、後日Googleで会社名を検索してもらう。こうした指名検索も企業にとって価値があります。

5.採用にも活用できる

社員インタビュー、仕事紹介、代表メッセージなどの動画が見つかれば、求人票だけでは伝えきれない情報を届けられます。

YEOは再生数ではなく売上・問い合わせまで見る|ユチュブるの事例

税理士|36万回以上再生、2本の動画から約5,000万円の売上

税理士領域の動画では、36万回以上再生された動画をはじめ、YouTubeから大きな反響につながった事例があります。その中では、2本の動画をきっかけに約5,000万円の売上につながったケースもあります。

動画で専門知識を先に提供することで、問い合わせ前から一定の理解と信頼を作ることができます。

不動産|4本の動画から1億1,800万円の物件成約

不動産会社では、YouTube動画をきっかけに問い合わせが生まれ、1億1,800万円の物件成約につながった事例があります。動画本数は4本でした。

企業YouTubeでは「100本投稿しなければ意味がない」とは限りません。顧客が知りたいテーマと、会社の専門性・サービスが合っていれば、少ない動画でも大きな商談につながる可能性があります。

もちろん、すべての企業で同じ結果になるわけではありません。業種、商品単価、競合、動画内容、投稿本数、出演者、営業体制などによって成果は変わります。

企業YouTubeは「何万回再生されたか」だけではなく、「誰に見られ、その後どんな行動が起きたか」で評価する。

YouTubeを「検索される企業資産」にしませんか?

「動画を投稿しているけれど集客につながらない」「Google検索やAI検索も含めて情報発信を設計したい」という企業様もご相談ください。

動画制作は月5万円から対応可能です。

Google検索を狙うYEOでよくある7つの失敗

失敗1.検索ボリュームだけで企画を決める

検索数が多ければ正解とは限りません。自社の顧客になり得る人が検索しているかまで確認します。

失敗2.タイトルへキーワードを詰め込みすぎる

人が読んで意味が通じることが大前提です。

失敗3.動画の前置きが長い

検索ユーザーは答えを求めています。知りたい情報へ早く到達できる構成にします。

失敗4.概要欄が毎回同じ

会社紹介文だけをコピーするのではなく、その動画で何を解説しているのかを記載します。

失敗5.YouTubeだけで完結させる

概要欄からブログ、事例、サービス、問い合わせへ自然に移動できる状態を作ります。

失敗6.ブログへ動画を貼るだけでSEO対策したと思う

ブログでは、文章自体が検索意図を満たすことが重要です。

失敗7.再生数だけで判断する

企業YouTubeでは、狙っている顧客に届き、その後の問い合わせや商談につながったかまで確認します。

YEOで見るべきKPI|再生数から売上まで5段階で考える

段階主なKPI確認すること改善例
① 発見検索表示・インプレッション狙った検索で存在しているかテーマ・タイトルを見直す
② クリッククリック・CTR検索結果から選ばれているかタイトル・サムネイル改善
③ 視聴視聴時間・視聴維持率内容が期待に応えているか冒頭・構成・説明を改善
④ 信頼・比較関連動画・サイト移動・事例閲覧会社への興味が深まったか内部導線・事例を強化
⑤ 行動問い合わせ・商談・購入・応募事業成果につながったかCTA・サービス・営業対応改善

企業向け|YEOを始める90日実践プラン

Phase 1|1〜30日検索テーマと導線を設計する

顧客質問の洗い出し、競合調査、Google・YouTube検索調査、問い合わせまでの導線設計を行います。

Phase 2|31〜60日動画と記事を制作・公開する

検索意図の強いテーマから動画を制作します。タイトル、サムネイル、概要欄、チャプターを設定し、必要に応じて関連ブログも公開します。

Phase 3|61〜90日数字を確認して次の企画へ反映する

YouTube Analytics、Search Console、Webアクセス、問い合わせ内容を確認し、検索テーマと動画企画を改善します。

Phase 1|最初に20〜50個の顧客質問を出す

検索ツールを見る前に、自社の営業・カスタマーサポート・採用担当者へ「お客様からよく聞かれる質問は何ですか?」と聞いてください。

  • 料金について
  • 競合との違い
  • 依頼するタイミング
  • 失敗例
  • 初心者が勘違いしていること
  • 購入前に迷うポイント
  • 導入後の流れ
  • 向いている人・向いていない人

Phase 2|最初から100本作らない

まず検索意図の強いテーマから公開します。会社紹介だけを10本作るより、顧客の質問に答える動画を蓄積する方がYEOでは重要です。

Phase 3|検索から見られているテーマを広げる

Google検索やYouTube検索から継続的に視聴されているテーマが見つかったら、その周辺テーマを増やします。こうして動画同士、記事同士をつなげると、一つのテーマについて強い情報資産群を作れます。

Google検索×YouTube×YEOについてよくある質問

Q1.YouTube動画をGoogle検索の上位に表示させる方法はありますか?

上位表示を保証する方法はありません。検索した人の意図に合うテーマを選び、タイトル・説明・動画内容を一致させ、実際に役立つ動画を作ることが基本です。

Q2.YouTube動画へSEO対策は必要ですか?

検索から長期的に見られる動画を作りたいなら重要です。ただし、キーワードを大量に入れることがSEO対策ではありません。

Q3.YouTubeのタグをたくさん入れるとGoogle検索に強くなりますか?

タグを大量に追加することを最優先にする必要はありません。まずはタイトル、サムネイル、説明文、動画内容を優先します。

Q4.YouTube動画をブログに埋め込めばGoogle検索に出やすくなりますか?

埋め込むだけで検索順位が上がるとは言えません。通常のブログでは文章自体が検索意図を満たすことが重要です。

Q5.ブログ記事とYouTube動画は同じタイトルでいいですか?

完全に同じである必要はありません。同じ検索意図を扱いながら、それぞれの媒体に合わせて調整できます。

Q6.動画の文字起こしをそのままブログにしてもいいですか?

文字起こしを素材として利用することはできます。ただし、ブログでは見出し、表、結論、FAQ、数字、関連記事などを追加し、読むコンテンツとして再編集することをおすすめします。

Q7.ショート動画もGoogle検索に表示されますか?

YouTube上の動画コンテンツがGoogle検索から発見される可能性はあります。企業の検索集客では、詳しく説明できるロング動画との使い分けが重要です。

Q8.Google検索対策ならYouTubeよりブログをやるべきでは?

どちらか一方に絞る必要はありません。文章と動画は得意な情報の伝え方が違います。

Q9.AI検索が増えたらYouTube SEOは意味がなくなりますか?

現時点で、そのように考える必要はありません。企業独自の一次情報や専門家本人の解説を、動画とWebの両方に残すことが重要です。

Q10.YEOはGoogle公式のSEO施策ですか?

いいえ。YEO(YouTube Engine Optimization)は、株式会社ユチュブるが企業YouTubeを「発見→理解→信頼→問い合わせ・購入・採用応募」へつなげるために使用している独自の考え方です。

Q11.何本くらい動画を投稿すればGoogle検索に表示されますか?

「〇本投稿すればGoogle検索に出る」という公式ルールはありません。本数だけではなく、検索テーマ、動画品質、タイトル、競合、視聴行動などさまざまな条件があります。

Q12.YEOはどんな業種と相性がいいですか?

特に、購入・依頼前にユーザーが情報収集する業種や、「説明しないと価値が伝わりにくい商品」「人への信頼が購買判断に影響するサービス」と相性があります。

まとめ|Google検索に動画を出すことがゴールではない

Google検索にYouTube動画が表示されれば、企業にとって新しい顧客接点になります。

しかし、YEOのゴールは「Googleに動画を出すこと」ではありません。

検索された瞬間に自社を発見してもらう。動画で疑問に答える。専門性や人柄を知ってもらう。関連するブログや事例を確認してもらう。そして問い合わせ、購入、採用応募につなげる。

YEO戦略の最終チェック
  • 顧客が検索する質問から動画を作っている
  • タイトルを見れば動画内容が分かる
  • 動画冒頭ですぐ検索意図に答えている
  • 動画ごとに独自の概要欄を作っている
  • 長尺動画には分かりやすいチャプターがある
  • 動画からブログ・事例・サービスへ移動できる
  • ブログからも関連動画を見られる
  • Google検索とYouTubeの両方で数字を確認している
  • 再生数だけでなく問い合わせ・売上まで追っている

これらがそろえば、YouTubeは「投稿した瞬間だけ消費される動画」ではなくなります。

半年後、1年後、数年後にも検索され、会社のことを説明し続ける可能性を持つ情報資産になります。

「ググる」から「ユチュブる」へ。

検索する。動画を見る。会社を知る。人を知る。信頼する。そして相談する。

企業が持つ本来の魅力を、必要としている人へ届けるために、YouTubeをもっと企業の資産として活用していきたいと考えています。

YouTubeを、24時間働く営業マンに。

株式会社ユチュブるでは、YouTube運用・動画制作だけでなく、Google検索、ブログ、Web・LP、広告、採用などを含め、事業成果から逆算した動画活用をご提案しています。

「Google検索からも動画を見つけてもらいたい」
「YouTubeを問い合わせにつなげたい」
「自社ならどんな動画を作ればいいか知りたい」

という段階からでもご相談いただけます。

再生数ではなく、問い合わせ・売上・採用応募から逆算した運用をご提案します。

著者・監修

株式会社ユチュブる
代表取締役 春名 雄太

企業のYouTube運用・動画制作を中心に、Web・LP制作、SNS運用、広告、採用支援などを行う。

動画の再生回数だけではなく、問い合わせ・売上・採用応募などの事業成果から逆算した動画活用を重視。

公開日:2026年8月11日
最終更新日:2026年8月11日

参考情報

※本記事は2026年8月11日時点のGoogle・YouTube公式公開情報および株式会社ユチュブるの実務経験・実績をもとに作成しています。

※Google検索、YouTube検索、AI検索などへの掲載・順位・表示形式は保証されるものではありません。GoogleおよびYouTubeの仕様・アルゴリズム・Search Consoleの提供機能は変更される可能性があります。

※YEO(YouTube Engine Optimization)は株式会社ユチュブるが企業YouTubeの活用を説明するために使用している独自の考え方であり、GoogleまたはYouTubeが公式に提供・認定する施策名称ではありません。